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ayapancake land

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古民家フレンチ in 松本

母と長野の安曇野へ行ってきました。
わさび園といわさきちひろ美術館。

途中、松本市内にあるフレンチレストランの
「HIKARIYA-NISHI」というお店に行って
ランチしました。
古民家フレンチ in  松本_c0222338_0335859.jpg


豪農の館や古民家好きの私としては、
以前からネットや雑誌で見かけては気になっているお店でした。

もともと松本の名門商家「光屋」として有名な歴史的建造物を
ある空間設計家が
レストランに作り替えました。

そして、
建物敷地内西にある蔵ではフレンチ(HIKARIYA-NISHI)、
敷地内東の母屋では日本料理(HIKARIYA-HIGASHI)を
楽しめるお店にしたそうです。

黒を基調とした暗めのシックな玄関をくぐると
庭につながります。
古民家フレンチ in  松本_c0222338_040277.jpg


「HIKARIYA」というだけあって、あえて玄関を暗くして、
庭方向から光が差し込むような造りになっているのでしょうか?
粋な造りです。

一歩庭に出ると、
日本庭園の中にモダンな建物が現れて、
お!シェフ発見!

古民家フレンチ in  松本_c0222338_0445810.jpg

モダンな建物はキッチンで、シェフ丸見え。
キッチンの左隣の蔵がレストランでキッチンとつながっています。
蔵は見た目フツーなので省略。

今回写真にはありませんが、
私が感動した料理が、
冷前菜の「サーモンと蕎麦の実のタルタル」。

手まり寿司のように丸く握ったサーモンのタルタルの中に、
プチプチと蕎麦の実が入っていて新鮮でした。
蕎麦の実とは蕎麦処長野県ならでは。
まさに地産地消。

サーモンのタルタルはトマトの帽子を被っていました。
丁寧に皮が剥かれたトマトは果肉を薄くカットされ、
タルタル球の表面のアーチにぴったり合うように
トマトもアーチ型にカットしてありました。
美しく芸術的なトマトをついつい凝視。
シェフの繊細な作業には脱帽です。

メインは「牛フィレ肉のロティ 地野菜とバルサミコのソース」
でしたが、母が頼んだ真鯛の方が美味しそうだったのでパチリ!!
古民家フレンチ in  松本_c0222338_174579.jpg


真鯛の下にはラタトゥーユがサンドしてあり、
更にその下には厚くカットして焼いたポテト?と思いましたが、
ポテトではなく、なんと焼いた大根でした!!
いい意味で期待を裏切られました。

大根のまさかの登場にビックリしましたが、
このようにフレンチの食材として、
サプライズで使ってもらってよかったね、と大根に言いたくなります。
真鯛より大根の方がインパクトが強かったと思います。

シェフは安曇野出身の33歳。
私の一つ上かぁ。
地元の食材の良さを上手に引き出し、繊細さと大胆さを兼ね備えた料理で
お客さんの舌を唸らせる。
尊敬してしまいます。

いいぞー!アラサー世代!!
by ayapancake | 2010-07-05 01:41 | travel
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